イベリコ豚専門店COLUMN年間10回以上読む人のためのイベリココラム

イベリココラムNo.01 IBERICO-YA緊急対談企画

2016.09.01


【垣之内一歩×井端和弘】
皆さんこんばんは、イベリコ家具の製造・販売を手がける垣之内一歩です。

本日は中日大学でイベリコエネルギー学についての研究をされている井端和弘教授をお招きし、様々な事柄に対して対談を行っていきます。

――イベリコエネルギー、その本質を問う――

垣之内さっそく質問なんですが…井端教授が研究をされているイベリコエネルギー学というのはいったいどういうモノなのでしょう?
井端はい、イベリコエネルギー学と言うのはですね、食材が持つ物質的なエネルギーつまり栄養素やカロリーなどの熱量とは別に得られるエネルギーについての研究でしてね、まぁ要は食べ物を食べた時に感じる充足感とかそういうのね、それを検証して数値化したりして様々な分野に応用していこうというのが主な目的ですね。
垣之内なるほど実に興味深い話ですね。
ところで井端教授は先程『食べ物を食べた時~』と仰られていましたが、このイベリコエネルギー学にはイベリコ豚以外の食べ物も含まれるのでしょうか?
井端いやー、なかなか鋭いですね。
そのとおりイベリコエネルギー学は全ての食物、まぁ食物というより食物を食べた時に現れる脳の状態を対象とした研究でして、じゃあ何故イベリコなんだ?って皆によく聞かれるんですけどね。何故かって言われるとイベリコ豚を食べた時が1番大きいんですよね、脳の反応が。
垣之内それはかなり個人差があるように思えますが…
井端そうでもありませんよ、この統計は全国から集めたイベリカン1000人に様々な食材を与えてその脳波を観測して出したモノですから。1000人というのは十分信用に足る、実験の足掛かりするには申し分ない人数ですよ、茂木健一郎も言ってました
垣之内なるほど茂木さんが言うなら間違いありませんね(笑)
井端ですね(笑)
垣之内話は変わるんですが井端教授は最近のポムの樹についてどう思いますか?
井端ポムの樹ですか?話は変わると言ってもまさか本当に研究分野と関係ない話に変わるとは思ってませんでしたよ…一応答えますけど。
まず第一に僕の家と大学、つまり最も長い時間を過ごす場所です。この2つの近くに無いんですよね、ポムの樹。だからポムの樹に行くとなるとわざわざ遠出して行かなくちゃいけない、可笑しいですよね?ハモン・イベリコ・デ・ベジョータならまだしもオムライスですよ。オムライス食べに遠出なんて普通はやりませんよ。大の大人は。けどポムの樹は違うんですよ、足を運ぶだけの確かな価値があるんです。強いイベリコエネルギーを纏っていますよ本当。
<写真は皆さんご存知『イベの樹』ことコルク樫の樹の皮です>

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