毎年3月、私は社員や愉快な仲間たちとスペインで植樹活動…からの、珍道中ツアーを敢行しています。
そう、我々の目的は植樹だけにあらず!
世界中の珍しい国を巡り、未知なる体験と美味しい生ハムを求める旅なのです!
これまでの犠牲者…じゃなかった、訪問国は、ポルトガル、モロッコ、エジプト、トルコ。
スペイン国内もレンタカーで北から南へ爆走し、各地で珍事件を巻き起こしてきました。
そして今年のターゲットは、砂漠と高層ビルが織りなす摩訶不思議な国、ドバイ!
いつものように、弾丸ツアーを組んで乗り込んできました。
今回は3日間も滞在できるというのに、なぜかスケジュールはカツカツ。これが我々のスタイル!
関空からドバイへGO!トランジットの韓国でまさかの洗礼
関空からドバイへ向かう我々。
トランジットの韓国では、3時間の暇つぶしタイム。空港で韓国料理を食べることに。
冬だから冷麺はスルーして、ここは熱々のチゲ鍋でしょ!と意気揚々と注文。
しかし、一口食べてみると…辛い!辛すぎる!
まるで火を噴くドラゴンのような辛さに、我々は悶絶。
これが本場の洗礼か…。
なんとか辛さを乗り越え、再び飛行機へ。
次はアブダビまで10時間のフライト。そこからバスに揺られること2時間。やっとのことでドバイに到着!
時刻は深夜2時。
眠い目をこすりながらバス停に降り立つと、そこはタクシー運転手たちの熱狂的な歓迎会場と化していました。
「ホテルどこだ?」「乗ってけ!」「安いぞ!」と、怒涛の勧誘攻撃。
ホテルの名前を伝えると、有無を言わさずタクシーに押し込まれ、深夜のドバイを爆走すること20分。
そして、メーターを見ると…200AUD!?日本円で約8,000円だと!?
事前に「ドバイのタクシーは激安」と聞いていたのに、これはどういうことだ!?
運転手に文句を言うと、「俺はコスタリカ出身だから」と、まさかの逆ギレ。
どうやら、ドバイの人はタクシー運転手をやらないらしい。
そして、この料金がぼったくりだったことを、我々は後日知ることになるのでした…。
砂漠ツアーでラクダに乗り、ジェットコースターに乗った気分になる
翌日は、砂漠ツアーに参加!
地図を見ると、砂漠はドバイから1時間半ほど、海とは反対側に広がっています。
砂漠に到着すると、そこはスカーフ売りのお兄さんたちのパラダイス。
「砂で目がやられるぞ!」「スカーフは必須だ!」と、これまた怒涛の勧誘攻撃。
まあ、せっかくだから買っておくか…。
次に、砂の上を爆走するバギーに挑戦!
これは別料金だったけど、砂漠に来たからには乗っておかないと!
20分ほど爆走していると、だんだん飽きてきたので、ラクダに乗って記念撮影。
ラクダの背中は意外と高く、ゆらゆら揺れる乗り心地は、まるで砂漠の船。
そして、メインイベントは、四輪駆動車で砂漠の丘を駆け抜けるデザートサファリ!
軽快なアラブ音楽に合わせて、車は砂の斜面を猛スピードで駆け上がったり、急降下したり。
まるで天然のジェットコースター!あまりの激しさに、酔いかけた人もいたとかいないとか…。
砂漠の頂上では、サンドボードに挑戦!
一度滑り降りると、自分で登ってこなければならないので、これがまた重労働。
砂漠の砂は想像以上に重く、一歩進むごとに足がズブズブと沈んでいく。
砂漠ツアー終了後、売店で休憩していると、店員さんに「口コミ書いてくれ!」と、半ば強制的に頼まれました。
でも、この積極的な姿勢は見習うべきかも…?
ちなみに、この砂漠ツアーは5,000円以下という破格の値段。
ドバイに行く際は、ぜひ体験してみてください!
次回は、金ピカの金市場(ゴールドスーク)と、宇宙からも見えるという噂のパーム・ジュメイラへ!