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世界に生ハムを探す旅:ドバイで金ピカ体験とヤシの木に翻弄された件

2025.05.15

前回は砂漠でラクダとジェットコースターに乗り、すっかり冒険家気分を味わった我々。

今回は、金ピカの金市場(ゴールドスーク)と、宇宙からも見えるという噂のパーム・ジュメイラへGO!

ドバイの電車は便利…だけど、まるで満員電車で修行!?

ドバイには電車も走っているから、移動は楽勝!…と思いきや、これがなかなか手強い。

駅と駅の間がやたらと遠く、目的地まで1時間も電車に揺られることもしばしば。
しかも、車内は常に満員御礼状態。座席争奪戦は熾烈を極め、ほとんど立ちっぱなしの刑。

座れる席もあるにはあるんだけど、それは「GOLD切符」という名のVIP席。
料金は通常の倍!庶民の我々には高嶺の花。
まるで、満員電車で立ちっぱなしの修行をしているかのよう…。

ゴールドスークで金ピカ体験!目の保養…にはならない!?

ゴールドスークに近づくにつれ、人の数がどんどん増えてくる。
ゴールドスークに到着すると、そこは観光客のるつぼ!特に中国人の団体客が多い。

そして、目の前に広がるのは、まばゆいばかりの金の装飾!キラキラすぎて、目がチカチカする!
まるで、歩く金庫の中に迷い込んだかのよう。


お店に入って値段を聞いてみると、確かに日本より少し安い。

ただし、金の値段は市場価格で毎日変動するらしい。まるで、株価を見ているみたい。

金の鎖帷子のような鎧も展示されていて、その迫力に圧倒される。

スパイス市場でラクダのヒゲと格闘!?

ゴールドスークを抜けると、そこは全く別の世界。

スパイス市場や履物市場など、様々な市場が軒を連ねている。


スパイス市場で名物のドバイチョコを探していると、店員さんが猛烈アピール!

ラクダのヒゲだけで作った布「ジジババ」というものをゴリ押ししてくる。

「マフラーに最高だよ!」「肌触りも抜群!」と、セールストークが止まらない。
確かに肌触りは良いんだけど、値段が5万円!?高すぎる!

知り合いから「通常価格は言われた金額の3分の1」と聞いていたので、丁重にお断り。
必要のないものを買っても仕方ないしね。

結局、スパイスなど珍しいものだけを購入。

昼食はまさかの禁酒!?
昼食は、海鮮レストランで優雅に…と思いきや、まさかの展開!なんと、お酒がない!

イスラム教ではお酒を飲まないので、レストランにも置いていないらしい。これは痛恨のミス!

美味しい海鮮料理には、キンキンに冷えたビールが欠かせないのに…。

パーム・ジュメイラへの道のりは、まるでRPG!?

気を取り直して、次はパーム・ジュメイラへ!

ゴールドスークから電車で約1時間。
乗り換えもあるんだけど、この乗り換えがまた一苦労。

別の電車のチケットを買い直さないといけないんだけど、チケット売り場は大行列!
40分も待たされて、やっとのことで電車に乗ることができた。
まるで、RPGゲームのダンジョンを攻略しているかのよう。

パーム・ジュメイラを一望できる展望台へ行くには、165AED(約6,600円)の入場料が必要。
せっかくなので、登ってみることに。


展望台からは、綺麗な夜景が見えたけど、パームツリーの形はよく見えず…。昼間に来るのがおすすめかも。

帰りの電車でグッタリ…

展望台からホテルへ帰るには、また1時間半以上の電車移動。
乗り換えもあって、もうクタクタ。

ドバイは急成長している都市だけど、交通の便はまだまだ発展途上。まるで、迷路の中にいるみたい。
明日は、世界一高いタワー、ブルジュ・ハリファへ!

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