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スペイン日記No.30 オリーブオイル探訪

2019.07.25

早朝からセビリアから車でアラカナレアルという町にいきます。 その町まで走行距離約280Km。 車で3時間かかりました。 コルドバを越えて、さらに向かっていきます。

まず到着したのが、オリーブオイルの工場です。 ここでキャビアオリーブオイルをつくっているみたいなのですが、工場内の撮影は禁止といわれました。 企業秘密みたいです。

オリーブを丸くする技術を使って、中にチリソースやトリュフの香り付きのオリーブオイル、生ハムの香りのオリーブオイルと色々と作っていました。 びっくりしたのが、オリーブオイルの実から搾ったオリーブオイルです。またその搾りかすを粉末状にしたものもあり、アーモンドのような香りと渋めの味がしました。

その後車で30分ほど走り、オリーブの農場。オリーブ会社の事務所に行きました。エリザベットさんの家計は代々オリーブオイル農家をしており200年続いている老舗の農家です。9年前にオリーブオイルの製造・販売する会社を立ち上げて、念願の直接販売できるようになったらしいです。
エリザベットさんのオリーブオイルの特徴は、完全オーガニックというのとオリーブを摘んでから1時間以内に、オリーブオイルにすることで鮮度のよいオリーブオイルに仕上がるそうです。

今年の2019年のオリーブオイルコンテストで、金賞受賞したことやNYでも賞を受賞しております。 

オリーブオイルの立ち上げの歴史をきいていると、ひいおじいさんが大変ご苦労されていて、スペイン内戦のときに投獄されてそのまま亡くなってしまったりと、オリーブにかける熱い想いなど非常に伝わってきました。

日本への輸出は以前サンプルで送ったことがある程度で、本格的にはタイシコーポレーションが初めてらしいです。

そんな想いがこもったオリーブオイルを、これから販売していきます!

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