イベリコ豚専門店COLUMN年間10回以上読む人のためのイベリココラム

イベリコ便 13号Part1 イベリコ豚に賭けた日

2021.03.05

今回も代表山本真三より大好評【 イベリコ便 】第13弾をお届け致します!

イベリコ豚に賭けた日

こんにちは。イベリコ屋代表の山本です。いつもイべリコ便をご購読頂き有難うございます。
今年でイベリコ屋は、おかげ様で15周年。

22歳の頃、フランチャイズの店を開店し、その後、6年間でしゃぶしゃぶ、焼肉、うどん屋など15店舗を展開。
しかし、勢いのある出店とは裏腹に、どんどん赤字の店舗が増え、経営が悪化していきました。

そんな矢先、当時卸の会社を経営していた父が急死。
それは、あまりの突然のことでした。葬式の1週間後には、新事業である神奈川での総菜屋オープンが控えており、私が亡き父に代わり、急遽引き受けることに。と言うと一見聞こえが良いですが、実際は、ただただ自分の事業から逃げたかった。それが本心でした。

しかし、現実からは逃れられる訳がなく、とにかくやるしかない!そう自分を奮い立たせ、覚悟を決めたのですが、更なる試練が待ち構えていました。大阪に戻ったその翌日、日本中を震撼させた東日本大震災が発生したのです。

全国に自粛モードが広がり、さらに苦しい状況へ。赤字の続く店舗の撤退。半年間で5店舗まで縮小。
翌年には、唯一売上が良かった主要店舗の契約満了による退店。この時ばかりは、本気で倒産という言葉が頭を過りました。
もう駄目だと諦めかけた時、「 おいしいイベリコ豚を日本に広めたい!」と言っていた父の言葉が頭に過り、イベリコ豚に賭けてみようと決意。

あれから今日に至るまで、がむしゃらに走り続けてきました。
イベリコ豚の専門店、卸、ネット通販と、イベリコ豚の魅力をたくさんの人に知ってもらうべく事業を拡大。
今日まで頑張ってこれたのは、紛れもなく、父の想いと、あの頃から一緒に頑張ってくれたスタッフ、家族、イベリコ屋に関わってくださった皆様のおかげです。
 
現在、このコロナ渦の中、同じような想いをしている方もおられるかもしれません。諦めず、共に頑張って乗り越えていきましょう!

スペインバーチャルツアー
11月15日(イベリコの日)に「スペインバーチャルツアー」をオンラインで開催しました!
現地からのリアルタイムではありませんが、コロナ禍で海外旅行へ行けないのでスペインの観光地・料理・習慣・イベリコ豚についてなど盛り沢山の内容で企画しました!

本番前、まずは妻に披露しました。すると、「イベリコ豚の話が長すぎる」「眠くなる」 「面白くない!」ダメ出しの嵐!(゚Д゚;)
悔し涙をこらえ、その後何度もやり直し、なんとか妻の厳しい審査をクリアし本番を迎えられました。

初の試みで緊張しましたが、常連のお客様や関係者の方々の参加で、最後まで温かく観て頂けました。
後日のアンケートでもたくさんの感想やアドバイスを頂きとても勉強になりました。
自由に海外旅行をできる日を楽しみにしつつ、それまではバーチャルツアー第2弾も妻へのメンタルを強化し!挑みたいと思いますので、ご興味のある方はぜひご参加ください!

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